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BPLS3 IIDX開幕前戦況予想~Bリーグ編~

DDRが終わってもう間もなくBPLS3開幕!ということで(辛口)戦況予想を書かせていただきます。

予想に際して重要なポイントは、
4チームのリーグ戦が2巡するレギュラーシーズンであること、
また1巡目は大将戦が☆11での対戦となり、2巡目は大将戦が☆12の対戦となることです。

ストラテジーカードは1巡目と2巡目でそれぞれ1回ずつ、同じチームには撃てず、同じマッチ(先鋒・中堅・大将)でも撃てないという点がS3の特徴となります。

4チーム全6戦のリーグ戦ということですが、
1位チームがSFへのシード権獲得、4位チームが脱落、2位3位チームがQF進出となります。
2勝未満ではほぼ脱落確定、2勝(勝ち点6)では脱落は五分五分、3勝ならQF進出(ほぼ)確定
となることから、多くのチームはまずは2勝、3勝を狙うことになりそうです。
加えて、自分より勝ち点が低いチームを1チームでも作れば脱落は避けられることから、
「暗黙の協調でストラテジー狙い撃ち」
が意外に多く発生するのではないかと思います。

・まずは2勝
・脱落チームを作る

この2つの観点がストラテジー予想のキーになるということは覚えておいてくださいね。


さて早速、Bリーグレギュラーシーズンの予想から。

Bリーグ参加チーム
・アピナ
・GiGO
・ノバ東北
・Tradz


【全体予想】
間隙を縫ってGiGOが1位通過(もしくはジャンル次第でアピナ)
Tradzはマークが厳しく2位通過
アピナはGiGOのジャンル次第では上位に食い込む活躍、基本は3位通過。
ノバ東北はセカンドラウンド大将戦でストラテジーが狙い撃ちされ、無念の4位敗退

以下が寸評です。(敬称略)

ノバ東北の状況はS2のGiGOに近いと考えます。
もともと3巡目のエース選手だったTATSU(CORIVE)を大胆にも他チームが1位指名で一本釣り。
ドラフト1位としての実力には疑問視する声もある中で、実際にチームはストラテジーを多く被弾することとなりました。
しかしながら、S2ではCORIVEの急成長もあり、チームは準決勝にまで進出することが出来ました。

1年間でTATSUの成長は目覚ましいものがありますが、去年のCORIVEのような活躍を果たすことが出来るかについては現時点で未知数と言わざるを得ません。
またドラフトの文章でコンディション不良を明かすNIKE.も一つの懸念材料です。
加えて、新規メンバーのTAKWANおよび46次第というところもありますが、☆12大将戦を勝ち抜けるか?という疑問もあります。
"羅針盤"NIKE.は発狂に強いUCCHIEと分業することで上手く自分の役割を果たしていた印象で、
☆12大将戦となった場合にはTATSUにせよNIKE.にせよ、ストラテジーカードの被弾が多くなりそうに感じます。

ノバ東北以外の3チームからすれば、ノバ東北に対してストラテジーで一勝したい(UCCHIE/WELLOW、KKM、CORIVEとその役者は揃ってしまっています)という気持ちもありますし、
ここは暗黙の協調でノバ東北に脱落して欲しいと他チームが考える気持ちも強いだろうと推察します。

よって3チームによるセカンドラウンドでのストラテジーがノバ東北に集中し、敗退と予想します。
もちろんノバ東北そしてTATSUが、CORIVEと同じように見事な躍進を遂げる可能性も十分にあります。
ネガティブな下馬評そしてシーズン途中までの劣勢を大きく跳ね返した実績が、ノバ東北にはあります(S1)。
S3でも見事な逆転劇を見せてくれるか、注目したいところです。


Tradzの状況は(Wリーグの)ラウンドワンに近いと考えます。
☆12では右に出るものは居ないKKM*を擁するTradzは優勝候補の1つであることは事実でしょう。
ところが、KKM*はセカンドラウンドの大将戦を担う、というオーダーが読みやすいことから、
ファーストラウンドではKKM*は出てこない(RIOO、8S、RAITO.が出てくる)ということが透けてしまいます。
とすると、まずはどこかで2勝を、と考える他チームは、KKM*不在のファーストラウンドでストラテジーを狙い撃ちにしてくる可能性が高いでしょう。
もちろんセカンドラウンドは昨年のラウンドワンのようにKKM*無双が通ってしまう可能性が高く、3勝3敗もしくは4勝2敗のような形で2位通過となると予想します。


GiGO(もしくはアピナ)はこの2チームの隙間を縫って1位争いをすることになりそうです。

アピナはUCCHIE/WELLOWの2枚看板で☆12を分担することが可能でオーダーが読みにくく、相手からすればストラテジーを打ちづらいチームになっています。(ここに打てば勝てるという計算がしづらい)
加えて急成長のCHP*1Eも不気味です。BPLを通じて我々が学んだことは、「他ゲーで強いやつが本気でやったらめちゃくちゃ強くなる」ということでした。
経験自体は浅くても他ゲー経験は大きくプラスに働くでしょう。

一方でUCCHIE/WELLOWは☆12メインフィールドとするプレイヤーでもあることからポストステージになるほど強くなり、裏返しでレギュラーシーズンには不安材料も多く、安泰とは言えない印象です。おそらく☆11大将戦ではUCCHIEが、☆12大将戦ではWELLOWが主に出場することになると思いますが、未知の新戦力であるCHP*1Eや昨シーズン不調に終わったKENTANの踏ん張り次第というところも否めません。


GiGOは"主人公"CORIVEの活躍でレギュラーシーズンを1位通過すると予想します。
Bリーグは全体的にCORIVEの皿・ソフラン無双を止められる選手が少なく(そんな人はWリーグにも稀ですが)、
ジャンルのあやはあるものの、自力で2勝ラインには持ってこられそうな印象です。(CORIVEがポイントゲッターになりやすく勝利が見込みやすい)
そうするとストラテジーカードの"相手を追い落とす機能"が後退するため、GiGOには余計にストラテジーが打たれにくくなる、という寸法でうまく間隙を縫う活躍を見せるのではないでしょうか。
4巡目のLOOT選手までチョコたっぷりで強いというのも魅力的なポイントです。


ということで、予想としては、
GiGOが1位通過
Tradzはまさかの2位通過
アピナはジャンル次第でGiGOと1位を争う(基本は3位予想)。
ノバ東北は4位敗退
という恰好になりました。