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まずBPL出場者やスタッフの皆様にはお疲れ様でしたの言葉をお伝えしたいです。今までに類を見ない長丁場のイベントだったことと思いますが熱きビートバトルを毎週楽しませていただきました!(サイト更新を止めてしまった理由については後述します)

 

加えてアピナの皆様、優勝おめでとうございます!ここまでに苦しい局面もあったことと思いますが、抜群のチーム総合力が光った印象です。

最後のDOLCE.氏の灼熱3300越えはまさにウィニングランであり圧巻でした。UCCHIE氏の蠍火も本番で自らの自己べを更新する素晴らしい仕上がりに思えました。

 

アピナにとって全体を通してのMVPはもしかすると(しなくても)NIKE.選手では無いでしょうか。3巡目でありながら相手の2巡目選手と互角の戦いを続け、相手チームには大きなプレッシャーをかけ続けた印象です。

 

苦しみながらもKENTANさんも大きな仕事をしました。元々の持ち自己べスコアが高く期待が大きいことの裏返しで本番での勝負弱さのイメージがありましたし、本人も勝ちきれないことをかなり苦悩していたようですが、やりこみは裏切らなかったという所でしょうか。

 

対するラウンドワンの皆様も数々の名勝負をありがとうございました。BPLZEROでの優勝メンバーであるU*TAKA選手やANSA選手にとっては悔しい結果になりましたが、王者としてBPLに掛ける熱い想いがひしひしと伝わりました(KUREI選手が格下も格下のNORI選手対策のために課題曲全曲触ったというエピソードは本当に驚きました)

 

実況解説として毎週(!)生中継に参加していた1048さんもお疲れ様でした。IIDXの歴史にも詳しい1048さんの的確な解説はBPLの盛り上げに一役も二役も買っていたと思います。荒木さんやゲストのお三方も毎週楽しい配信をありがとうございました。

 

 

ところでDOLCE.氏が長年の誹謗中傷を受けていたこと、加えて弁護士を通じて法的対処を行っていることを公表したことについて、とても驚きました。

誹謗中傷は人権侵害につながる行為であり、犯罪になる可能性もあります。匿名だと思って軽率な気持ちで書いたがために、取り返しのつかないことになることも十分にありえます。

 

当然、DOLCE.氏も公表の理由で述べているように、有名税だと勝手に言って誹謗中傷をして良い理由にはなりませんし、被害者側が法的処置に出ることも当然の権利です。「誹謗中傷の被害にあっている人の助けになれば」という彼の気持ちに私も強く賛同するところです。

 

ただこれは一般論として、"晒し行為"は、それはそれとして内容の真実性に関わらず侮辱罪や名誉毀損罪の構成要件を満たす可能性があります。私が最初にその旨のツイートをしたことで誤解を招いたかもしれませんが、誹謗中傷をして良いんだとか誹謗中傷を我慢しろとかいう趣旨ではありません。(一方で上記のリスクを踏まえてなお発信することを止めるものでもありません。)

 

 

ここからは私の個人的な話となり恐縮ですが、ランカースレでの数多くのランカーへの誹謗中傷には私も長年ウンザリしていました。(誹謗中傷の一例と思われる)学歴や容姿はビートマニアの実力と当然何の関係もないからです。私はビートマニアが好きで、純粋にビートマニアの話がしたい。ただその気持ちでしたし、今でもその気持ちは変わりません。

 

思い返すと一見して無茶苦茶な言いがかりと分かるようなものも多く、ある意味で2ちゃんねる独特の雰囲気を作っていた面もありました。

個人的には「TANMENの運転免許はAT限定だから(真偽不明)、TANMENATNMENに改名して謝罪しろ(??)」という叩きは個人的には笑えました。(TANMENさんごめんなさい)

 

とはいえ、残念ながらとても笑いには出来ないような単なる罵倒や誹謗中傷も数多く、一時期(20112013年頃)私がランカースレを立てていたことへの責任感もあります。

当時のランカースレは荒らしが酷く、誰かの名前を挙げて語ろうとすると自演乙、雑魚の話題禁止、と言われるような有様でした。

 

私は穴冥ランキングなどのテンプレを作り更新していましたが、私がある意味で歴代至上主義・スコア至上主義に傾いていった理由の一つには、スコアなど客観的な指標を出さなければ自演乙と言われてまともに語ることが出来ないという事情がありました。

 

その結果、BPIの原案を考えるに至ったという収穫?もありましたが、その一方ではランカーの実力=歴代数、というような風潮を過度に強めていってしまった点は多少なりとも後悔しています。(この流れはアリーナモード実装がターニングポイントになったように思います)

 

 

さて、BPL完全解説サイトの更新を止めてしまった理由ですが、理由は3つあります。

 

子供の通っていた保育園が急遽閉園になったことで次の保育園探しが必要になったことや私が参加する別ゲーム上の対戦イベントの運営が忙しかったことなど全くの私生活上の理由からBPLに対する熱量を持ち続けて発信することが難しかったことが1つです。

 

また2つ目は公式サイトのルール説明で、セミファイナルステージ進出の条件がよく分からず、勝ち抜け確率などを計算することが出来ずにいたためそこである意味で"躓いて"しまい、投げ出してしまったことです。

 

最後に3つ目は個人的にシルクハットチームを主に応援していましたが、セミファイナル進出の可能性が絶たれたことで勝手ながら執筆がちょっと気乗りしなくなってしまったことです。

特にセカンドステージ第6試合でHAL選手が格上のANSA選手に気迫のポイント奪取を見せた(結果的にこれがHAL選手唯一の得点となりました)こと、またNORI選手がIllegal Function Callで圧巻のプレイを見せつけた直後、RKS-32選手が得意のスクラッチでなお2タテされたシーンは(シルクハットを応援していた身からすると)個人的には非常に残念でした。

 

 

どれくらい今後も読んでくださる方が居るかはわかりませんが、全体の振り返りの記事なども今後自分のペースで書いていければと考えています。

 

最後に、個人間の事案について私は何も存じ上げませんし、また弁護士などが付いておられるのであればなおさらのことですが、何かをコメントする立場にもありません。また私がランカースレで誰かランカーを誹謗中傷した覚えも一切ありません。

 

あくまでも第三者からのコメントとなりますが、今後のビートマニア界隈からランカーへの心無い誹謗中傷が無くなることを願っています。