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【ドラフト4巡目選手】

 

IIDXの伝道師 KENTAN(福岡)


4巡目選手、最初の紹介は九州地方を代表する古豪、"IIDXの伝道師"ことKENTANだ。

 

公式大会出場歴は古く、初代トップランカー決定戦2006では銀(FINE)1048、そして若かりしDOLCE.とも対戦している。

さらにトップランカー決定戦2008に続いて初代KAC(2011)KAC2012と九州地方から連続出場していた。

その後IIDX競技シーンの第一線からは遠ざかっていたが、youtubeで「けんたんチャンネル」として配信活動および普及活動を精力的に行うようになる。

 

IIDXプレイヤーとしては、九州の"地方ランカー"というイメージが拭えない時期もあったが、近年では大きく実力を伸ばすことが出来ており、BPLZEROではWELLOWRKS-32に並んで2位指名を受けた。

一転してBPLではまさかの4巡目での競合指名となったが、同順位の選手の中では突出したスコア力を持っていることは疑いがないだろう。

 

BPLではアピナに所属。

スクラッチ・ソフランにも隙が無く、チーム内での役割分担も明確だ。

IIDXの伝道師は愛娘に勝利を捧げることが出来るか。

 

<総合R1534 低レベルB+ 高レベルB チャージB スクラッチA ソフランB>

 

 

ヒゲ&データ NORI(東京)


IIDXの実力を評価する指標、BPIの考案者として有名なNORI

IIDXプレイヤーの中にはBPIにお世話になった(なっている)人も多いのではないか。

 

BPLZEROではドラフト指名漏れからのMIKAMO辞退によってチームRyu☆に繰り上げ参戦となった。

対戦相手のデータをくまなく調べ上げて的確に弱点曲を繰り出す姿が印象的で、敵チームのYUNOCYをして「夢にまでNORIが出てきた」と言わしめた。

 

BPLでは4巡目で2チーム競合指名の末にシルクハットに所属。

実力では一段劣ることが否めない(NORI自身、"5巡目"を自称している)中での競合指名はBPLZEROでの圧倒的な存在感故と言ったところだろう。加えて英語が得意で海外プレイヤーへの発信力はIIDX界でもトップレベルである。

 

肝心のプレイ面ではop.31 叙情やruin of opalsなどソフラン武器曲専門のプレイヤーという印象が強かったが、チームメイトのSEIRYUの元で「青龍塾」の指導を受け、メキメキと成長しているようだ。

 

ちなみに趣味は献血。

 

<総合R1039 低レベルD 高レベルD チャージE スクラッチE ソフランB>

 

 

県庁の星 U76NER(東京)


「地方公務員がプロゲーマーになった話」というnoteで一躍有名となったU76NER

https://note.com/u76ne_r/n/n6332ad6231e1

さらにWebエンジニアとして、ソフランシミュレータ

https://sof-lan-simulator.vercel.app/simulator

を作成するなどプレイ以外でも存在感を発揮している頭脳派プレイヤーだ。

 

"ヒゲ&データ"NORIとは十数年来の友人とのことだが、そのNORI曰く「長い間五分の戦いをしていたが、この1年で一気に置いていかれた」とのことで、BPLに向けてU76NERが目覚ましい成長を遂げていることが分かる。

 

BPLではレジャーランドに所属。

特にスクラッチ譜面を得意としており、チーム内ではソフランのDINASO・発狂のG*とお互いに補完し合う関係が出来ていると言える。

互いにライバルと公言するNORIとの対戦は実現するだろうか。

 

実はIIDXではなくドラムマニアを得意としている。

 

<総合R1271 低レベルC 高レベルC チャージC スクラッチB ソフランC>

 

 

日本真剣打鍵少年 TENIN(千葉)


自らを"ガチ押しボーイ"と呼ぶだけあって鍵盤系に強みを持つTENIN

ガチ押し圏内の中速譜面・三連符譜面が得意と語るが、低難易度・高難易度、ソフランまでしっかり対応することが出来ている。

一方でスクラッチのレーティングは全選手中最低のR959となっており、鍵盤(専門)の男と呼ぶに相応しいだろう。

 

BPLではラウンドワンに所属。

テーマがスクラッチの先鋒戦にあえて2連続で出場し、5.1.1Spin the discという"ガチ押しソング"を選曲していたが、どちらの試合でもストラテジーカードの餌食となってしまった。

 

果たしてガチ押しボーイのガチ押しが日の目を見る日は来るのか。

 

<総合R1204 低レベルC 高レベルC チャージD スクラッチF ソフランC>

 

 

砂の栄冠 #MA3#(鳥取)


古くより鳥取県を代表する地方ランカーとして知られる#MA3#。公式大会の舞台には初参戦となる。

 

BPLでは4巡目にNORIを外したゲームパニックからハズレ4位指名を受けた。

4巡目選手の中でもKENTANに次いで高い総合レーティング(R1325)を持ち、優勝候補ゲームパニックを支える存在となっている。

 

スクラッチ・ソフランが得意と語るように、データ上も高いレベルでこなしており、オールラウンダーがひしめく4巡目同士の戦いではかなりの脅威となるだろう。

これまで出場した2試合では同じく4巡目のNORIを相手に余裕の2タテ、2巡目のKEEL選手相手にも自選を守るなど本番での勝負強さもしっかり見せることが出来ている。

 

名前のシャープ記号がしばしばハッシュタグに化けてしまうのはご愛嬌。

 

<総合R1325 低レベルC 高レベルC チャージD スクラッチC ソフランC>

 

 

"LAST BUT NOT LEAST" FRIP(三重)


隙の無い万能戦士を自称するFRIP

二つ名の通り、プレースタイルは低難易度・高難易度だけでなくスクラッチまで弱みがない。強いて言えばソフランを相対的に苦手にしているといった所だろうか。

キャリアの中でIIDXから離れていた時期もあったようだがこの度見事にBPL出場を果たした。

 

BPLでは4巡目にKENTANを外したスーパーノバ東北からハズレ4位指名を受けた。

ドラフト指名を受けた全24名中では最後の指名となっており、最後の指名が公表されたときは胸を大きくなで下ろしたことだろう。

初戦ではレジャーランドの虎の子G*選手と対戦し、自選曲の大桟橋で確実にポイントを獲得した。

 

「残り物には福がある」ということわざの通り、スーパーノバ東北に栄光をもたらすことが出来るか。

 

<総合R1279 低レベルC 高レベルC チャージC スクラッチC ソフランD>

 

 

親知らず HAL(愛知)


最後に紹介する選手は"ドクタービーマニ"ことHALだ。

元々はドラフト選外の補欠メンバーだったが、シルクハット3巡目のNUMATAが出場を辞退したことで"25番目"の切符を掴んだ。

 

当サイトのレーティング上では総合R1064と下から2番目となっており、同チームのNORI(総合レーティング最下位)と並んで"5巡目"という評価になる。

プレイヤーとしては低難易度帯を得意としており、特にスクラッチ・ソフランでは他の4巡目選手と遜色ない勝負が出来るだろう。

 

BPLではこれまで2回出場しているが、どちらも相手の1巡目選手に当たっており、自選を守ることが出来ず連敗を喫している。

公式大会初出場の緊張もある中で、HAL自身納得のいくプレイが出来たとは言いがたいのではないか。

 

最後の選手として""を剥くことが出来るか、注目だ。

 

<総合R1064 低レベルD 高レベルE チャージD スクラッチC ソフランC>