【考察】ルールの概要
【1】
簡単にルールのおさらい
BPLでは先鋒戦・中堅戦・大将戦があり、それぞれ自選・他選の曲を1曲ずつプレーする。
それぞれの曲で勝つと
先鋒戦…1pt
中堅戦…2pt
大将戦…3pt
を獲得する。(全部勝つと12pt)
7pt獲得するとその試合に勝って、勝ち点を3点獲得することになる。
(6pt獲得だと引き分けで1点、5pt以下だと負けで0点)
各チームは試合を全10試合行う。
(ファーストステージ期間に5試合、セカンドステージ期間に5試合)
ファーストかセカンドの成績に応じて6チームのうち上位3チームがセミファイナルに進出する。
チームメンバーは4人いるが、例えばドラ1指名の選手が10戦全ての大将戦に出られるわけではなく、各選手は200ポイントのコストを持ち、試合に出るたびに減る。
先鋒戦…10コスト
中堅戦…20コスト
大将戦…30コスト
各10試合あるので合計で600ポイント消費し、全部で30戦あることになる。
(中堅戦に10戦出続けるなら10試合全てにちょうど出ることが可能である)
ただしどの選手も5試合以上に出場しないといけない(使わないといけない)
【2】
上記のルールの中でどのようにメンバーを選出すると勝率を最も高く出来るか考える。
まず、ドラフト指名順位とレーティングの関係は以下の通りである。
1巡目 1750
2巡目 1600
3巡目 1500
4巡目 1300
5巡目 1100
(便宜的にレーティングに劣るNORI・HALをここでは5巡目とする)
上記のように、レーティングは1巡目選手が頭一つ抜けて高く、
4巡目(5巡目)選手はそれぞれ一段劣る構図となっている。
結論として、
ジャンルによって個々人の得手・不得手は当然あると思われるが、
『可能な限り3巡目までの選手で30試合全てを埋める』
ことがベストである。
加えて、
BPLでは消費コストと獲得するptが10:1の比で対応している。
シミュレーション結果(別の記事で詳しくは述べる)から、消費するコストと得られる成果(勝率の向上)は相関していることが分かる。
もちろん4巡目選手も5試合には出なければならないため、
3巡目までの選手で25試合(大将戦10試合、中堅戦10試合、先鋒戦5試合、コスト550)を埋め、残りの先鋒戦5試合に4巡目選手を出すべきである。
(当然、”弱い”4巡目選手を5試合出すには先鋒戦がもっとも”マシ”な選択である。)
平たく言えば、強い選手ほど可能な限りコストを使い切った方が良い。つまり、1巡目・2巡目選手は(どの試合に出るかは別として)200コストを使い切るようにする。
4巡目選手は先鋒戦に5試合出る(50コストを消費)必要があるため、必然的に3巡目選手が消費すべきコストは150になる。
1巡目200コスト、2巡目200コスト、3巡目150コスト。この550コストで先鋒戦の5試合を除く25試合を消化しなければならないのである。
この時1~3巡目の各選手はどのように先鋒・中堅・大将戦に出るべきであろうか。
次回はその点について考察したい。
To beat continued...